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俺に彼女が出来るまで

俺に「彼女」が出来るまで……1、家庭教師は天然ですか?

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 大輔は手早く衣服を身に着けた。それから急いで玄関ドアを開ける。
 川田と名乗った子が、軽く身をこなして中に入った。冷気が一緒に、部屋の中に入りこむ。
 彼女は器用に首からマフラーを外し、大輔に向き直った。右の肩に、黒のビジネスバッグを提げている。
「はじめまして。お父様から家庭教師に雇われた、川田麻美子と申します」
「あ、よ。よろしくお願いします」
 慌ててお辞儀を返した。顔を上げようとした一瞬、かすかに漂う汗の香りに気づく。甘やかな女の子の体臭が、石鹸の香りに混じって「ふわっ」と漂う。
 もっと、この人の匂いを嗅ぎたい……。
 ふと生まれた小さな欲望は、男の動きを緩慢にさせる。
 相手に不審がられないよう、細心の注意を払った。彼は川田の足の甲から、視線を少しずつ少しずつ上に動かしていく。
 黒いパンプスに包まれた色白の足の甲の上には、ぎゅっと締まった細い足首のラインがつらなっていた。するすると流れる曲線にかたどられた脛と、つるつるした膝小僧がある。
 可愛らしい膝の上にはストッキング越しでも分かるほど、きめ細かい肌の太ももが見える。
 川田の身に付けている黒のタイトスカートは、普通に街で見かけるリクルートスーツの丈のものだ。膝よりも少し短いカッティングのそれに、今まで何の疑問も持ったことがなかったはずなのに、今はじめて
(こんなにエッチなスカートがあったんだろうか)
と思う。
 頭を完全に上げた彼は、わざと咳払いをした。
 咳の音に驚いたような顔をした家庭教師が、大輔を見つめて笑いかける。
「風邪ですか?」
「あ、いえ……。大丈夫です」
 大輔の耳たぶが熱くなる。
 川田は女性にしては背が高いほうだろう。ほっそりした体を、仕立ての良いリクルートスーツに白いブラウスが包んでいる。ブラウスの生地から覗く首筋や鎖骨がまぶしい。
 新任家庭教師は、にっこりと微笑んだ。
 悠然と笑うと、二重の眼がタレ眼になる。やや肉厚の唇から、白い歯が見えた。
 じろじろ見るのは失礼だ、そうは思っても大輔は彼女の表情を凝視してしまう。
「なにか、私の顔についてます?」
 川田のマフラーを持っている白くて小さな手が、ほんのりと赤く染まった。
「えっ! あ、あー。違います、いや、あの、き、きれいだなあって思って。その」
 大輔自身も、こんな答え方は予期していない。
 直後、美人女子大生は鈴を転がすように笑った。澄んだ明るい笑い声が、ひとしきり玄関先に響く。彼女は照れくさそうに片手を頬に当てた。
「男の人に、そんなこと言われたのって、はじめてなんですよね。笑っちゃって、ごめんなさい」
 嘘つけ。
 こんなに綺麗な人がだよ。生まれてこのかた、外見について褒め言葉を受け取らないはずがない。
 しかし彼の口から実際に出てきた言葉は、またしても自分の意に反したものだ。
「ああ、いえいえ! こっちこそ、すみません。さ、寒いでしょ? 中に入ってください」
「はい、ありがとうございます」
 ちくしょー、親父め。
 家庭教師が女性だとも聞いてないし、ましてや、こんなに美人が来るなんて聞いてない。
 知っていれば、心の準備ができたのにな……。
 キッチンで大輔はつぶやきながら、ヤカンを火にかける。これから勉強を教えてくれる人だから、お茶くらいは出しておかないとね。

 湯が沸いた。
 扉を開けるとテレビや卓袱台を置いてある部屋がある。勉強部屋は、その隣だ。川田のことはテレビのある部屋に待たせている。
 大輔は盆に紅茶と菓子を添えて、卓袱台に座る。
 川田麻美子は、卓袱台の上に大学ノートを広げていた。背筋を伸ばして正座しているのか、佇まいが美しい。
「あ、あの。俺はどうすれば」
 彼は口ごもりながら家庭教師に問いかける。家庭教師は顔を上げ、少しだけ頬を引き締めた。
「大輔さん、二学期の成績から拝見させてくださいませんか」
「えっ。イキナリですか」
 彼女の眼がきらきらと光り、まっすぐにこちらを見つめている。
「家庭教師として、こちらに伺っているんです。当然でしょう?」
 大輔は相手の雰囲気に押され、よろよろと立ち上がった。
 勉強部屋に向かうと、そこには机とベッドが置いてある。
 散らかった机の上に終業式以来、開けていないスポーツバッグがあった。彼はバッグの中から成績表を取り出す。
「はい、どうぞ」
 川田は成績表を両手で受け取り、静かに開いた。途端に彼女は眉をひそめる。
「この下がり方は……ちょっと、ひどいです」
 落胆した様子が、ありありと表れている声だ。
 家庭教師は肩を落として、大輔を恨めしそうに見つめている。
 無理もない。体育を除く全教科、五段階評価で二つ三つ下がっているのだ。しかし、男の悲しい習性として、美人に軽蔑されるのはショックだ。
 大輔は焦った。
 このままでは、せっかくの冬休みも毎日が勉強漬けになってしまう……!
「でもね! 先生! お、俺、まだ、高校一年だし! これから挽回しますからっ!」
 川田は大輔の言葉に、気を取り直したように頷いた。
「わかりました、本当に挽回する気持ちがあるんですね?」
「は、はい」
「ではこれから先のスケジュールとか、決めましょうね」
 彼女はノートにさらさらと、今日から冬休み一杯の日付を書いて行く。
 大輔は一心不乱にノートに向かっている相手に、おずおずと声をかけた。
「あのう……先生のこと、なんて呼んだらいいの」
 川田は顔を上げた。
「普通に『川田さん』でいいですよ」
 彼女は屈託なく微笑む。
「大学生なの?」
「ええ。静院女子大の二回生です」
 思わず口笛を吹いた。この辺りでは有名な進学先だ。
「へえ、頭いいんだ」
 川田の頬が赤くなった。真面目なんだなー、と一瞬、思う。
「そういえば私、自己紹介をしていませんでしたね」
「じゃあねえ……。俺の家に来るようになった、いきさつでも教えてくださいよ」
 親父はどうやって、こんな美人と知り合ったんだ? 本音では、そう尋ねたい。しかしここは、抑えていたほうが得策だろう。
 こっちが下手を打って、川田さんが解雇でもされたら大変だ。川田さん解雇翌日、むっさい男の家庭教師なんか来たら、俺は速攻で親父に文句を言う。
「……たまたまアルバイトを探している時に、大学のサイトに『家庭教師募集』って書き込みがあったんです。近所だったし時給も良かったので、電話をしてみたのが、あなたのお父様だったんですよ」
「へえ。だけど、なにも疑問に思わなかったわけ? すごい危険じゃん、ネット上での遣り取りなんてさ。しかも電話でしか親父と話してないんでしょ。家庭教師募集、とか言って風俗だったら、とか普通に疑問に思わない?」
 川田は真顔で、首を横に振った。
「思いませんでした。私の大学のサイトですから」
「ウブっていうか真面目なんですねえ。俺なら信じられない、しかも異性の家庭教師を志願するなんて」
 なにげない言葉に、彼女の表情がこわばる。
「私も、一日、眠れませんでした」
「す、すみません」
 軽口を叩きすぎたか。
 大輔は素直に頭を下げる。
「長野さん……つまり、大輔さんのお父様が、私を急いで雇い入れたのは『なんとかして息子に成績を上げてほしい』気持ちで一杯だったのだと思います」
「ま、まあ……そうでしょうね」
 脳裏に父の顔が浮かぶ。
 せっかちな性分の、あの人のことだ。担任からの電話でパニクって、家庭教師の募集をかけたんだろう。
 川田は紅茶を一口啜り、大輔を見据えた。
「大輔さんのお父様に言われたことをお伝えします」
 彼は思わず座り直した。
「はい」
 女子大生の瞳が、ためらうように揺れる。
「あなたの成績を上げるためなら、なんでもしてやってくれと」
「あ、ああ……まあね。家庭教師、ですもんね」
 大輔は、この空気に耐えられなくなってきた。

 川田さんだっけ? この人は真面目で純粋すぎる。勉強でもなんでも、この雰囲気を変えられるんだったら、なんでもいい。

 その相手は一瞬、唇を結び、大輔を見つめた。
「今、なにか欲しいものはありませんか?」
「べっ、別に……ないですけど」
 目の前の美人の顔が、即座に曇る。
 ……ヤバい? 
 適当に言葉を濁して、さっさと勉強タイムに行った方がよかったのかも。美人が悲しそうな顔をするのは、胸が痛い。
 川田は言葉に詰まった大輔を見据える。
「成績、上げたくないんですか?」
「そ、そりゃあ。まあ。進級だってしたいし……」
 新任家庭教師からは、彼が全然やる気なさそうに見えたらしい。
 彼女は思いつめた眼差しで、大輔を見つめた。
「恋人、欲しくないですか?」
 はあ? 何を言い出すの? この美人???
「欲しいですか? 欲しくありませんか?」
 川田は食い入るように大輔を見つめている。真向かいにいる彼のノドは、カラカラに渇いてきていた。
「は、はあ? まあ……いたらいいなって思う時はあるけど、モテないし」
 彼女が瞳を曇らせる。
「でも……一緒に勉強する恋人とか、いたらいいなあとか思わないの?」
「とっ、時々は。いいなって思いますよ? でも」
 川田が一瞬だけ目を伏せた。
 大輔が首を傾げたのと、彼女が紅潮した頬を見せたのは同時だ。
「わ、私! 今日から大輔さんの恋人になります! そして、成績をなんとしても上げてもらいます!」
「は、はあっ?!」
 大輔は目をパチクリさせながら後ずさった。逆に川田は、すっくと立ち上がっる。
「あなたがちゃんと勉強して、成績を上げてくれるためなら……私はなんでもします!」
「え。なんでも、って?」
 川田はスーツのジャケットを脱ぎはじめる。
「だって、お父様がおっしゃってたんです! 『きっとあの子は、川田さんが手篭めにしたら一生懸命に勉強してくれる』って!」
「ちょ! ちょっと川田さん……っ!」
 大輔の額から汗が噴き出る。彼女がスーツを脱ぎ出すのを必死で止めようと身体が動く。
 彼の奮闘むなしく女子大生が、身に纏う白いブラウスのボタンを次々に外していく。
「そんなの親父の悪ふざけに決まってるでしょ……っ! それに、こっ、こんなこと! 勉強とは関係ないでしょ……!」
 麻美子の顔は脱ぎ出す前よりも、すでに湯気が出そうに真っ赤だ。
「関係あります! 私、大輔さんの成績を上げることが仕事なんですからっ! それに、雇ってくださった方の言うことは最大限に聞き入れなければなりませんから!」
「ま、待って! 親父も冗談で言ったんだってば! 本気にしないでくれよ!」
 必死で両手を使い、彼女のボタンを外す手を払う。いくらなんでも、これじゃ家庭教師の仕事の域を超えている。
 その時だ。川田は、大輔に力いっぱい抱きついてきた。
「待ちません。この成績の落ち方を見たら、お父様の言葉は冗談には聞こえません。きっと私に、そうして欲しいと思うんです!」
 ふわふわ柔らかい女の体が、まとわりついてくる。
 大輔の頭の芯がしびれてきた。
「ちょっと……! は、離れて……っ」
 理性では戸惑っていても、体の方は正直に反応を示した。止めろ、と頭で命令してはいるが、掌は勝手に美人女子大生の背中を撫で、ブラジャーのホックを外している。
 はらり、と真っ白いレースのブラジャーが床に落ちた。


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