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書き手の大きな独り言

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ごあいさつ――優美香

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ごあいさつ――悠久剣士

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ごあいさつ――中邑あつし

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各小説の属性

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美少女アウト――悠久剣士

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貝割れ美少女――悠久剣士

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零―中邑あつし

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女子高生と恋愛しませんか?

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伊織とキスから最後まで

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放課後、彼女にキスしよう/R18

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彼女のおっぱいは僕のもの!

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狼になりたい

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追憶の人

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韓流なんてぶっとばせ

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二度目の破瓜……

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おばかさん

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作詞したもの

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未分類

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ライナーノーツ(自筆

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ごあいさつ&リンク先

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はんぶん、ずつ

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おしらせ

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この雨が止む前に

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書き手の御挨拶

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真珠

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酔狂なレビュー

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包み込むように――中邑あつし

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清水のほとり―藤崎悠貴さま

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紅い満月の夜に―Roseさま

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春まだ遠く―優美香

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天女の湯浴み―辛口一升瓶さま

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ランニング・ハイ―辛口一升瓶さま

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香港ドライブ―悠久剣士さん

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俺と可憐さん―赤閣下さま

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「ゆきずり」―char£sさま

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僕の体をレンタルします―優美香

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魔王に抱かれた私――優美香

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俺に彼女が出来るまで

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王子さまとテレアポします!

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ガチバトル・イン・ダンジョン―山口さま
ガチバトル・イン・ダンジョン……48
2012.10.28 *Edit
第四十八話・ウェポンマスター
俺たちは、塔の七階でシンジたちと対峙した。
その部屋は天井から床まで黒い大理石でできており、壁に埋め込まれたランプが周囲を照らしている。
もう少しでゴウを倒せるかと思ったのだが、シンジに阻止されてしまった。傍観していたナオトまで槍を構えている。どうやら彼らもやる気を出したらしい。
それにしても、さっきシンジに喰らった強烈な打撃はなんだろう。彼は何も持っていない。まさか素手で俺を殴り倒し、床に叩きつけたんだろうか。
アイリーンに回復してもらっていると、鏡が近づいてきて言った。
「あの男、ウェポンマスターです」
「なんだそりゃ?」
「好きな武器を作り出し、自由自在に使う事ができるプレイヤーです。さっきは棍棒を出していました」
なるほど、そういう事か。道理で丸腰なわけだ。
シンジが進み出て、にやにや笑いながら言う。
「おら、来いよ。今度は五対三だ。言っておくが、俺はゴウほど甘くないぜ」
俺はイフリートブレードを構え、彼をにらみつけた。見た限りでは、この男がパーティーのリーダーだ。集中攻撃を浴びせて倒してしまえば、敵の戦力はガタ落ちになるだろう。
よし、一丁かましてやるか。
「アイリーン、ディアナ、鏡」
三人が一斉に返事をする。俺はすぐに続けた。
「シンジに集中攻撃だ、行け!」
彼女たちの頭上に、次々と文字が浮かび上がる。
「スカーレット・ジャベリン」
「インフィニティー・ジャッジメント」
「ファイナル・ディザスター」
シンジが、あわてて「抵抗」のスキルを発動する。
「げっ、やべえ! マジか、こいつら!」
真紅の槍が次々と現れ、彼の体を貫く。続けて白い光の球がいくつも出現し、連続で炸裂した。とどめに銀色の矢が殺到し、所構わず突き刺さる。
「うおおおっ!」
ダメージは157、134、148、162……シンジは急速回復のスキルを駆使して必死に耐えている。でも、このままいけば倒せそうだ。
その時、ナオトの頭上に文字が表示された。
「スキル『鉄壁』発動」
「スキル『身代わり』発動」
途端に、シンジへのダメージは無効になってしまった。同時にゴウが突っ込んでくる。
「うおおお、おおおおっ!」
ちっ、なんて面倒な奴らだ。
イフリートブレードで鉄棒を受け止め、同時に奴の足を踏んづけた。さらに前方へ体重を移し、右肩で相手を突き倒す。
「ぐあっ!」
よし、もらった。
よろめいたゴウの首をはねようとしたその時、白銀の槍が俺の斬撃を受け止めた。シンジだ。
「おい、悠真。テメーがリーダーか?」
「そうだよ、それがどうした!」
「つー事は、真っ先に倒すべきなのはテメーだな!」
白銀の槍が煌めき、すさまじい勢いで次々と突きを繰り出す。恐ろしいほどの使い手だ。
金属音が連続で響き渡る。やがて彼は槍をかき消し、数本の短刀を作り出して投げつけてきた。
「おらあっ!」
そんな攻撃にやられるほど甘くない。身を翻してかわしたその時、眼前にナオトの槍が迫っていた。
「げっ!」
あわてて避けた所に、ゴウの鉄棒が降ってくる。ヤバい、よけきれない!
「くそっ!」
辛うじてシールドで受け止め、ノーダメージのまま跳び下がった。そこに、シンジの放った曲刀の一撃が殺到する。ガチで手に負えない。
俺はそれを剣で弾き、仲間たちに呼びかけた。
「仁、ディアナ! 二人でゴウを倒せ!」
「了解っす!」
「心得た」
二人は武器を構え、ゴウに向かっていく。よし、次だ。
「鏡、アイリーン! お前らはナオトを倒せ!」
「かしこまりました」
「任せて!」
シンジが左右二本の曲刀を構え、口角を吊り上げる。
「おい、俺の相手はどうするんだよ」
「心配すんな、俺がやる」
「ん? まさか一人で戦おうってか?」
「そうだよ」
「いい度胸だ、いくぜ!」
彼は瞬時に間合いを詰め、真っ向から斬り下ろしてきた。それを受け止められた途端、もう片方の曲刀を一閃させる。
「おらあっ!」
後退してかわすと、今度は突きが飛んできた。すかさず盾で受け止め、同時に技を発動させる。
「ブレイズ・サイクロン」
炎の竜巻が発生し、奴を包み込んで天井に叩きつけた。ダメージは228だ。
「ぐえっ!」
落ちてきた彼に向かって、再び技を発動する。
「イフリート・スラッシュ」
真紅の閃光が走り、シンジの体を斬り裂いた。続けて爆発が巻き起こる。ダメージは173、219。彼は地面に叩きつけられながらも、まだ生きている。
「ぐ、お……」
よし、今度こそとどめだ!
疾走して斬り下ろそうとした瞬間、奴の頭上に文字が表示された。
「スキル『転移』発動」
その体が数メートル向こうに一瞬で移動し、俺の斬撃は空を切った。くそっ、しぶとい。
シンジは急速回復を使ってから、立ち上がって言う。
「テメー、よくもやってくれたな」
「なんだ、怒ったのか?」
その引き締まった顔が、怒りでゆがんでいく。
「もう完全にブチ切れた。本気でいくから覚悟しな」
って、今まで本気じゃなかったのかよ!
俺はイフリートブレードを構え、彼をにらみつけた。さあ、正念場だ。
http://novel18.syosetu.com/n9012bd/

俺たちは、塔の七階でシンジたちと対峙した。
その部屋は天井から床まで黒い大理石でできており、壁に埋め込まれたランプが周囲を照らしている。
もう少しでゴウを倒せるかと思ったのだが、シンジに阻止されてしまった。傍観していたナオトまで槍を構えている。どうやら彼らもやる気を出したらしい。
それにしても、さっきシンジに喰らった強烈な打撃はなんだろう。彼は何も持っていない。まさか素手で俺を殴り倒し、床に叩きつけたんだろうか。
アイリーンに回復してもらっていると、鏡が近づいてきて言った。
「あの男、ウェポンマスターです」
「なんだそりゃ?」
「好きな武器を作り出し、自由自在に使う事ができるプレイヤーです。さっきは棍棒を出していました」
なるほど、そういう事か。道理で丸腰なわけだ。
シンジが進み出て、にやにや笑いながら言う。
「おら、来いよ。今度は五対三だ。言っておくが、俺はゴウほど甘くないぜ」
俺はイフリートブレードを構え、彼をにらみつけた。見た限りでは、この男がパーティーのリーダーだ。集中攻撃を浴びせて倒してしまえば、敵の戦力はガタ落ちになるだろう。
よし、一丁かましてやるか。
「アイリーン、ディアナ、鏡」
三人が一斉に返事をする。俺はすぐに続けた。
「シンジに集中攻撃だ、行け!」
彼女たちの頭上に、次々と文字が浮かび上がる。
「スカーレット・ジャベリン」
「インフィニティー・ジャッジメント」
「ファイナル・ディザスター」
シンジが、あわてて「抵抗」のスキルを発動する。
「げっ、やべえ! マジか、こいつら!」
真紅の槍が次々と現れ、彼の体を貫く。続けて白い光の球がいくつも出現し、連続で炸裂した。とどめに銀色の矢が殺到し、所構わず突き刺さる。
「うおおおっ!」
ダメージは157、134、148、162……シンジは急速回復のスキルを駆使して必死に耐えている。でも、このままいけば倒せそうだ。
その時、ナオトの頭上に文字が表示された。
「スキル『鉄壁』発動」
「スキル『身代わり』発動」
途端に、シンジへのダメージは無効になってしまった。同時にゴウが突っ込んでくる。
「うおおお、おおおおっ!」
ちっ、なんて面倒な奴らだ。
イフリートブレードで鉄棒を受け止め、同時に奴の足を踏んづけた。さらに前方へ体重を移し、右肩で相手を突き倒す。
「ぐあっ!」
よし、もらった。
よろめいたゴウの首をはねようとしたその時、白銀の槍が俺の斬撃を受け止めた。シンジだ。
「おい、悠真。テメーがリーダーか?」
「そうだよ、それがどうした!」
「つー事は、真っ先に倒すべきなのはテメーだな!」
白銀の槍が煌めき、すさまじい勢いで次々と突きを繰り出す。恐ろしいほどの使い手だ。
金属音が連続で響き渡る。やがて彼は槍をかき消し、数本の短刀を作り出して投げつけてきた。
「おらあっ!」
そんな攻撃にやられるほど甘くない。身を翻してかわしたその時、眼前にナオトの槍が迫っていた。
「げっ!」
あわてて避けた所に、ゴウの鉄棒が降ってくる。ヤバい、よけきれない!
「くそっ!」
辛うじてシールドで受け止め、ノーダメージのまま跳び下がった。そこに、シンジの放った曲刀の一撃が殺到する。ガチで手に負えない。
俺はそれを剣で弾き、仲間たちに呼びかけた。
「仁、ディアナ! 二人でゴウを倒せ!」
「了解っす!」
「心得た」
二人は武器を構え、ゴウに向かっていく。よし、次だ。
「鏡、アイリーン! お前らはナオトを倒せ!」
「かしこまりました」
「任せて!」
シンジが左右二本の曲刀を構え、口角を吊り上げる。
「おい、俺の相手はどうするんだよ」
「心配すんな、俺がやる」
「ん? まさか一人で戦おうってか?」
「そうだよ」
「いい度胸だ、いくぜ!」
彼は瞬時に間合いを詰め、真っ向から斬り下ろしてきた。それを受け止められた途端、もう片方の曲刀を一閃させる。
「おらあっ!」
後退してかわすと、今度は突きが飛んできた。すかさず盾で受け止め、同時に技を発動させる。
「ブレイズ・サイクロン」
炎の竜巻が発生し、奴を包み込んで天井に叩きつけた。ダメージは228だ。
「ぐえっ!」
落ちてきた彼に向かって、再び技を発動する。
「イフリート・スラッシュ」
真紅の閃光が走り、シンジの体を斬り裂いた。続けて爆発が巻き起こる。ダメージは173、219。彼は地面に叩きつけられながらも、まだ生きている。
「ぐ、お……」
よし、今度こそとどめだ!
疾走して斬り下ろそうとした瞬間、奴の頭上に文字が表示された。
「スキル『転移』発動」
その体が数メートル向こうに一瞬で移動し、俺の斬撃は空を切った。くそっ、しぶとい。
シンジは急速回復を使ってから、立ち上がって言う。
「テメー、よくもやってくれたな」
「なんだ、怒ったのか?」
その引き締まった顔が、怒りでゆがんでいく。
「もう完全にブチ切れた。本気でいくから覚悟しな」
って、今まで本気じゃなかったのかよ!
俺はイフリートブレードを構え、彼をにらみつけた。さあ、正念場だ。
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紅い満月の夜に―Roseさま

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春まだ遠く―優美香

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天女の湯浴み―辛口一升瓶さま

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