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僕の体をレンタルします―優美香

僕の体をレンタルします……54

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第五十四話・亜衣子、ダッチとセックスします



 久しぶりに会った奈良橋亜衣子は、水色のツーピースにグレーのタイトスカートを身に着けている。最近になってピアス穴を開けたのか、アメジストのピアスがよく似合っていた。
 亜衣子は俺と人妻たちが以前に使ったホテルを、ダッチとのセックスの場所に指定していた。この前と違うところは、ダブルの部屋だということ程度。
 俺とハズは、待ち合わせの時間よりも五分遅れてこの部屋に来ている。ドアを開けた時に広い窓から射し込む陽の光が、彼女の伸びやかな全身を背後から照らしていた。
「清楚な奥様って感じがしますよ」
 思わず見とれてしまいそうになり、憎まれ口を叩く。すると彼女は、ぷるんとした赤い唇を尖らせてから頬を緩めた。
「いやねえ、変に女慣れしちゃって」
 自然に微笑む表情が、セックス好きな女性にはとても見えない。亜衣子は俺とハズの顔を交互に見ながら言った。
「もう少ししたら、苑未も来るよ。ハズくんに会いたいって言ってたから」
「ありがとうございます」
 ハズが照れくさそうな顔をして彼女に頭を下げた。人妻は、ほんの少し唇を引き締めて俺を見つめた。
「ところで沢井さん?」
「はい?」
「隠しカメラをどこに付けるの?」
 俺はパンツのポケットをまさぐり、部屋を見渡した。 
「亜衣子さんの持ってきたバッグに、これ付けたいんですけどね。バッグをドレッサーの上に置いてもらえますか」
 ポケットから綾音ちゃんが作ってくれた、熊のぬいぐるみストラップを出して見せた。
 この憎めない顔をした熊は大きなプリンを抱えている。プリンのカラメルが乗った部分にレンズを仕込んでいた。性能はハズよりもはるかに劣るが、音も多少は拾える仕掛けもしてあるものだ。
「わかった、そうするね。じゃ、先に取り付けちゃってくれる?」
 亜衣子は床に置いていたバッグを取り、こちらに差し出した。俺は受け取った後、「失礼しますね」と断り、バッグの持ち手にストラップを付けた。
 顔を上げると、彼女はうれしそうに目を細めて熊のストラップを見ている。こちらにまで、亜衣子のわくわくしている感情が伝わってくる。
 この人はきっと、これからの時間を愉しむために費やすはずだ。口角を上げた彼女は、ほっそりした手首の腕時計を覗いた。
「あと三十分くらいで、ダッチくんたちが来る時間よね」
「そうですね、とりあえず退散しますよ」
「わたしも苑未に電話して、あなた方のいる部屋を連絡しておくわね」
 俺たちは礼をして、早足で廊下を歩いた。あらかじめ余裕を持って亜衣子と落ち合うことにしていたが、万が一にでも「ダッチ組」に顔を見られたら不味い。
 この階の一番隅の部屋で、俺たちは彼女とダッチの一部始終を観ることにしていた。
 後から苑未が来ると亜衣子は言ってたな……と、俺は思う。
 苑未の顔は「ダッチ組」には割れていない。なので、廊下やエレベーターで彼らに遭遇することがあっても大丈夫だろう。
 息を吸って背筋を伸ばした俺は、ハズと一緒にシングルの部屋に入る。俺たちは十一時のチェックインと共にここに入り、狭いデスクの上にモバイルパソコンをセットしていた。
「さ、少し落ち着くか」
「はい」
 ハズは俺の気のせいか、そわそわしている。
「どうした?」
「だって、苑未さんが来るんでしょ?」
 彼は耳の下をかき、ぺろりと舌を出した。こいつめ、と呆れながらパソコンのスイッチを入れる。音声の方が画像よりも先に流れてきた。
 亜衣子の声に混じって、ぼそぼそと喋る男の声が聞こえる。
「はじめまして、奈良橋亜衣子です。電話では親切にありがとう」
「あ、どうも。木下です。今日はよろしくお願いします」
 モニタには荒い画像で、亜衣子と二人の男が浮かび上がった。木下と名乗った、その男を眺めるのは三度目だ。
 一回目は電車の中。二回目は喫茶店で。その時々に隣にいた、サングラスをかけた男(ダッチ)がぺこりと亜衣子に向かって頭を下げた。黒く長い髪を、後ろで一つに束ねている。
 亜衣子が邪気のない笑顔を浮かべて、対面にいる木下に尋ねた。
「木下さんって、大学生?」
「ええ」
「いいシャツ着てるわね、それ」
「ありがとうございます」
 彼は美人妻から微笑まれて、緊張がほぐれてきたみたいだ。
 俺は木下の隣にいるダッチを食い入るように見ていた。一番はじめに目撃した時と、喫茶店でバッティングした時は、髪の毛は俺と同じようなミディアムヘアだったはずだ。短期間で肩より長く伸びるわけがない。亜衣子のニーズに合わせたのだろうか。
「やっぱりカツラっぽいなー」
 ため息混じりに独りごちた時、ドアをノックする音が聞こえた。
「僕が出ますよ」
 並んで座っていたハズが立って、ドアを開ける。目をやると、髪をアップにした苑未が立っていた。俺と彼女は軽い会釈を交わす。
「ハズくん、久しぶり。沢井さん、亜衣子から聞いたよ。わたしも観てもいい?」
「どうぞどうぞ」
 パソコンのモニタには、亜衣子が高いヒールのパンプスを脱ぎ、ベッドに腰かけているところが映っている。ダッチと木下が、それぞれ両脇から亜衣子の体を早速責めはじめていた。
 サングラスを外して乳房を揉みこむダッチと、タイトスカートの中に無骨な手指を這わせる木下に、人妻はうつろな視線を泳がせ唇を開けて小刻みに喘ぎだす。
「あ、ダッチくんだけじゃなかったの……」
「奥さん、わかってるくせに」
 そう言いながら木下は、片手で亜衣子の履いていたストッキングをびりびりと破いた。
 ダッチは彼女の耳を舐りながら執拗に乳房を揉みしだいていたが、木下がストッキングを破きはじめてからはそちらの方を凝視している。
「あ! ああ、まっ待って!」
 亜衣子はベッドから腰をずらし、床にぺたりと座り込んだ。木下やダッチの目には、たくし上がったスカートから剥き出しになった白くまぶしい太ももが映っているに違いない。
「ど、どうしたんですか」
 ダッチのくぐもった声がする。
「わたしは3Pは嫌いじゃないの、でもね? 今日の遊びはダッチくんメインのはず」
 彼女は乱れた髪の毛を直し、挑戦的に木下を見上げた。彼は亜衣子の視線を受け、目を見開いて肩を引く。美人が盾突くと迫力あるなあ。
「じゃあ、どうしましょうか」
 ダッチが亜衣子をなだめる口調で話しかける。
 彼女はベッドを後ろ手に立ち上がり、ダッチを見上げた。
「あのね、あなたのサイトに『ハズくんでは、味わえない時間を貴女にお贈りいたします』って書いてあるよね」
「ええ」
「わたし、目隠しした男性にフェラしてあげるのが好きなのよ。ダッチくんに射精の機能はあるの?」
「あ、ああ……。一応」
 ダッチの答えに、美人妻はにんまりしつつツーピースのカーディガンを脱ぎ捨てた。その脇では木下が、苦々しい顔をしている。
 美しく淫乱な人妻は艶然とダッチに微笑み、タイトスカートのポケットからアイマスクを出した。
「ダッチくん、いっぱい遊ぼうね」
 言いながら背伸びをしてアイマスクでダッチの眼を覆い、後頭部で紐を結ぶ。すると、木下が「チッ」と舌を打った。
「どうしたの木下さん。なにか不服なところでもあって?」
「い、いえ別に。目隠しなら、僕らで用意したのに」
「いいじゃない? 興(きょう)を削ごうとしたわけじゃないの、それはわかって。ね?」
 亜衣子が目尻を下げて木下へと、にっこり笑いかける。さすがの木下も美人に微笑まれると、引き下がるしかなさそうだ。
「その代わり、あなたにもいっぱいサービスしてあげるね」
 木下は目をぎらぎら輝かせ、彼女に頷いてからダッチに命令した。
「ダッチ、そこで仁王立ちになれ」
 ダッチが仁王立ちになり、亜衣子にズボンのファスナーを下ろされるままになっている。パソコンから木下の荒くなる吐息が聴こえてくる。
 俺の後ろで、苑未が感心したようなため息をついた。
「あの子、自分の思う通りに男を乗せる才能はすごいね……」
「有無を言わせないっていうか……あれは亜衣子さんならでは、ですよね」
 体半分で振り向き、苑未に応える。彼女は頬を赤くしつつ恥ずかしそうに笑い、俺に尋ねた。ハズは苑未の隣で、借りて来た猫のようにかしこまってモニタを凝視している。
「沢井さんは、私たちとセックスした動画を録画とかしてるの?」
「したことないですね、本当はしようと思ったらできるんですけど」
「へえ、なんで?」
 彼女は驚いたような顔をした。こっちの人妻は亜衣子に比べると素直だなあ。
 モニタに視線を流しつつ、俺は頭をぽりぽりとかく。
「する必要がない? うん、そんな感じで今まで来たんですけどね」
 モニタの中では、タンクトップもブラジャーも外した亜衣子が、身を腰から折り曲げてダッチの肉根を口に含んでいる。ダッチは自分の股間から伸びる彼女の背中を撫でたり、手をくぐらせて乳房を揉んでいた。
「んふ……っ、んむっ」
 全裸になっていた木下は亜衣子のタイトスカートを脱がせていた。膝をついて後ろから腰を支え、彼女の裂け目に舌を這わせているらしい。
 木下の舌がクリトリスをとらえたのか。人妻がダッチの肉根を口からひととき外し、絹が裂けるような鳴き声を上げた。



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