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天女の湯浴み―辛口一升瓶さま

天女の湯浴み……8

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「もっと、何とかならない?」
 幹生がクレームをつけたのも、無理はない。
 当初は戸惑っているかに見せかけ、内心では
(うーん……まあ、せっかくオモチャ使うんだし。いっか)
 と、意外とすんなり公開を承諾していた頼子だが、考えてみれば自慰など自分さえ快ければいいのであって、しかも普段からトラックの狭い寝台でばかりしているため、ことさらつつましやかに慰める習性が身についてしまっている。
 よって幹生視点の頼子はといえば、床へ寝転び、閉じた腿の間へ手を突っ込んで何やらもぞもぞしているだけ。
むろん頼子からすれば大変なことで、必死に羞恥を堪える表情にはぐっと来るものもあり、もしこれが偶然にもその現場を盗み見てしまった、などであれば幹生もまた別種の昂奮に駆られたことだろう。
 だが現在は、プレイの一環として行っているわけだからして、幹生としてはというよりも男性としては……ある意味実に生々しくあるものの、こんな地味きわまりない性欲処理作業を淡々黙々と見せつけられたところで、股間はもちろんのこと、気分だっていまいち盛り上がらない。
「え……や。で、でも、いつもこんな感じだし」
「いやいやいや」
 状況へ順応できていない女優に、やむなく腰を上げた監督……もとい幹生は畳んである掛け布団へ頼子の背をもたせかけさせ、両脚を大きく開かせると、腰の下に座布団を。
そうしておいて、正面からじっくり状態を確認した幹生は
「よし……さあ、頼子さん。やって」
「う、うん……」
 幹生の、得体の知れない……当然にして極道のたぐいとは無縁の、だが逆らうことを躊躇わせずにはおかぬ迫力にたじたじとなった頼子は、腹を決めて
「う……は、ん……」
 片手で乳房を。そしてもう一方の手で、クロッチの中央を擦りだす。
 いちど愛撫を受けた躰の芯は、注がれる視線に煽られてみるみる湿り、ぬめって。潤いを帯びた布地のたてるかすかな水音へ、思わず閉じようとした膝は、幹生に止められてしまう。
「そ、そんなに……んッ、み、見ないでよう」
「だって、見せてくれてるんでしょ?」
「それはそ、そうだけどもさあ……あんッ」
 シミの浮かぶショーツどころか、その下まで、何度も見られているはずなのに。
 おのが手でその浅ましい状態を作り出していることが、今すぐ幹生を突き飛ばして身を丸めたくなるほどいたたまれず。
 しかし同時に、全身が総毛立つような刺激もあって。
「へえ。指は、入れないんだ」
「う、うん……あッ、はン……」
 知らず頼子は自ら布地をずらして、卑裂へ直接指を這わせていた。
 とめどなく溢れる香り高い果汁は、卑裂の下に位置するくすんだすぼまりどころか座布団にまで滴り。指がそれを、せわしなくすくい上げてはころころと、敏感な種子へと塗り込める。
 いまは、見られているのか、見せているのか。
 いつしか羞恥と愉悦の境界はどろどろに融け、ただ夢中で痴態を晒す頼子の目の前へ
「……頼子さん。そろそろ、これ」
 オモチャが、突きつけられた。
 入れるのかな……入れて、ほしいな。指を止めた頼子が、ぼうっと見つめるも
「ほら。自分で、使ってみせてよ」
 肝心な部分ではなく淫液にまみれた手へ、幹生はそれを押しつけてくる。
 受け取った頼子は少し寂しく思いつつ、だが幹生を悦ばせてやりたくもあり。
 すっかり空気に呑まれた頼子が自ら指で拡げてみせたピンク色の、すでに薄く開いた膣口へ先端をあてがい、馴染ませるように数度こすりつけたのち
「じゃ……入れるよ?」
 ぬぷり、と沈めたそれを、自身が内側からこじ開けられる感覚を噛みしめながら、ゆっくりと、時間をかけて受け入れていく。そうして奥まで、完全に埋め尽くされたとき
「は、あふ……」
 小さく肩を震わせ吐息した頼子が、薄く微笑んで
「……入っちゃった」
「う、うん……」
 もちろん、そうした目的で作られたものだとわかっていたし、ビデオなどで何度も、使用されるのを鑑賞したことがある。
 だが、こうして実際、目にしてしまえば……その姿は、ひどく下品で浅ましく。それでいて目を背けることはできず。
 いま頼子を犯している玩具へ、幹生はかすかな嫉妬さえおぼえながら
「ね……動かして、みせてよ」
 かすれた声で言うと、頼子はうなずいて、根本に添えた手を動かしだす。
「ん、ふう……う」
 はじめは、まだどこかに恥じらいが残っていたものか、ただ軽く揺するように。
 それが徐々に大胆に、水音の高まりとともに前後の動きが加わって。幹生が、震える手で自分のものを取り出してしごきだすと頼子はさらに、もっと見てくれと言いたげに脚の角度をゆるめて、玩具の底部にあるスイッチを入れた。
「ふう、くッ……か、はあ……ぐッ!」
 玩具にかき回される裂け目と、空間を飛び越え繋がっているかのように、幹生のものも、いまや先端から溢れるおびただしいぬめりに覆われて。
「よ、頼子さん……」
 ふらりと立ち上がった幹生のそれへ
「ん……おむ、ン……」
 頼子は自らむしゃぶりついた。
 ひとくちに頬張れば、鼻腔に満ちる雄の臭い。それと、自身からたちのぼる雌香が入り交じり、頭の芯をくらくら揺らす。
 口の中でたっぷり味わってから、股間の卑しい玩具と張り合うように、ことさら音を立てて玉を啜りあげて。唾液と先走りとに汚れるのもいとわず顔を寄せると、舌を、絡ませるように。全身を舐め回し、しゃぶりあげる。
 まるで、己の中で吠えるものと呼応させるがごとく。しかし
「う、す、凄い、けど……ま、また、出ちゃうってば」
 幹生の悲鳴に、離した唇を歪めた頼子は
「出しちゃっても、いいけど……幹生は、どうしたい?」
「そりゃあ、もちろん……」
 ぎらつく幹生の目が、とろりと濁った頼子の目に、自分と同じ望みを読みとる。唇を重ねつつ、頼子がスイッチを切った玩具を枕元へ放り出したところで
「ね、ねえ。頼子さん。今日は……?」
「ん……大丈夫な、日」
 それを聞いた幹生が、実に嬉しそうな顔をする
頼子はいわゆる安全日にだけ、ナマで挿入させてくれた……と書けば、まるで幹生が必死で拝み倒したようにも思われるが。
「まあ、ゴム着けようが着けまいが、当たるときには当たっちまうんだし」
 実はこんな具合に、最初にアプローチを仕掛けたのは頼子である。
「幹生もやっぱ、ナマでやりたいっしょ? 平気だし、そのままおいでって」
「いや。でも……やっぱり、まずいって」
 男の夢を良く理解した、直接的かつ豪快なお誘いながらも、まだ学生という身分だけになかなか踏ん切りの付かない幹生だったが
「幹生……ずっと一緒だって、言ってくれたじゃん。もしもできちゃったところでさ、何の問題があるわけ?」
「う、うん。たしかに言ったけど……でも、それとこれとは」
「大丈夫。幹生が一人前になるまで、これっぽっちも迷惑かけないしさ……昔にバカやりつくしたお陰で使い道もないもんでね、蓄えもけっこうあるんだって」
「た、蓄えって……どのくらい?」
 耳元で囁かれた金額は、幹生の予想をはるかに超えるものだった。
 もちろん一生遊んで暮らすにはさっぱり足りないが、三年か四年ほど、特にぜいたくもせず普通に暮らすだけならば十分すぎる額である。
「ね? できちゃっても、復帰まで何の心配もないしさあ。心配だったら最後、外で出しちゃえばいいじゃん。だから、さ……そのまんまの幹生が、欲しいんだよ」
 このような場合にも、はたして金に目がくらんだと言うべきかどうか……一応幹生のフォローをする方向で述べれば、やたら現実的な後ろ盾が、退路を潰してしまったわけで。
 ちなみに最後は外出しが建前ながら、そこは男女の営み。幹生が昂奮しすぎたり、頼子が頑張りすぎたりで実は何度か「暴発」もやらかしている。
 しかしそれを頼子が怒ったことはなく、かえって嬉しそうなのは、過去のあやまちで背に彫り物を背負ってしまった三十路女が、若い恋人の心の移ろいを恐れ、あわよくば首輪ならぬへその緒でふん縛っておいてやろうと企んでいるのでは――
 などと深読みができる性格でもなく、さらに現在まで当たりを引くこともなく。今ではすっかり生食好きになってしまった幹生。
 この日もいきり立ったものをぴたりと入口へつけるや、迷いなく突き込んで
「……あ、ああ。いいよ、頼子さんの中……すっごく」
「う、ん……私も……」
 すぐには動かさず、じっくりと。ぬめる柔肉の肌触りを味わいつつ
「ねえ……玩具と俺のと、どっちがいい?」
「……幹生にも、モーターがついてりゃねえ」
「い……?」
「……ばーか。冗談だってば。幹生の方が、ずっといいよ」
 ちゅ、と触れ合わせた唇を激しく吸いつつ、猛然と。
 みしりと密集した肉を蹂躙し、もてあそび。こぼれ出す淫音はぐじょりぶじゅりと
「あ、ふう……ッ! うッ……ああ!」
 なだれ込む嬌声のバックコーラスを、的確に勤め上げ。
「あ、頼子、さん……俺、もう、もうッ!」
 さんざん高ぶらされた幹生がはやばやと音を上げるのへ
「んッ、いい、よ……来てッ!」
 頼子も、切羽詰まった声で答えて。
「ンあッ……逝く……逝くうッ」
 秘所からぐぽりと引き抜かれたそれは、なぜか頼子の目の前へ。そして
「え。ちょ、幹生……ッぶ?」
 頼子の開きかけた唇へ……のみならずその額へ、鼻へ、頬へと。
 こってり粘つく、熱く、生臭い液体が、まんべんなく降り注いだ。

「すごく、よかったよ……頼子さん」
 おそるおそる開いた頼子の眼にまず映ったのは、満ち足りた幹生の顔。
 次いで突き出された、放ち終えたばかりでまだ角度を失わぬものを、頼子は薄く微笑みつ。汚濁にまみれた唇の中へしずしずと迎え入れる。
 こびりついた、恋人と自分との残滓をすっかり舐めつくした頼子が
「幹生……」
「頼子さん……」
 かすれ声で囁き手を伸べるのへ、顔を寄せた幹生の
「んふふ……み~き~お」
「頼子、さん? あの……頼子さん?」
 頭を柔らかく挟んだかと思うと、その親指がこめかみへぐりぐりと
「なあ、おい……いきなりぶッかけるてのあどういう了見だ。あ゛?」
「ちょ、痛ッ! いたたたた!」
「ああいうのにゃあな、心の準備ってもんがいんだよ! 眼に入っちまうとムチャクチャ痛えの、知んねえだろ? やるなたあ言わねえがよ、ぶっかけンならてめえ、せめてひとこと断り入れンのがスジだろうが! お゛?」
「ご、ごめんなさいごめんなさい! 俺が悪かったから、だから離して、離してえッ!」
 そんな騒ぎから、十分ほどのち。
「……この前顔にまで飛んだときは「元気じゃん」とか言ってたくせに」
 浴室にて、ぶつぶつ不平を漏らしつつ背中をこする幹生へ
「バッカ野郎。直接ぶッかけられんのとぁ、天と地だっつーの」
 頼子はまだ、怒りの収まらぬ様子で。
「ま、気持ちはわからないでもないけどさ。これからはちゃんと、ひと声かけなよ?」
「かければ……かけて、いいの?」
「ま、まあ……私ならその、幹生がやりたいってえならさ……」
「頼子さん……!」
 がばっと、背中へ抱きついた幹生が
「俺が悪かったよ。もう一回……今夜はもう一回、お詫びに頑張るから」
 殊勝に囁いたその眼前へ、突き立つ指二本。
「……二回だ」
「……へ?」
「……ッたり前だろ? お陰さんで、髪は洗い直し。化粧もやり直しの上に、余韻すらねえときたもんだ。あと二回は踏ん張ってもらわなきゃ、釣り合い取れねえだろうがよ。ん゛?」
「う……あ。いえ。がんばり……ます。はい……」


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