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伊織とキスから最後まで

伊織とキスから最後まで 7

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「知佳と始める今までと違うセックス ②」by.伊織

 
 いつしか知佳だけが生まれたままの姿で、俺になにもかも投げ出している。
 指は無理矢理に突っ込んだ三本が、深々と知佳の体を荒らしている。唇は俺の唇で塞ぎ、舌を入れて悲鳴まで押し潰した。

「ん、んんぅぅぅーーー!」

 上からも下からも犯しているというのに、知佳の体は激しく歓び、俺の舌と指に、熱を持って、ざわざわと絡みついてくる。
 もうだめだ。知佳を自分のものにしたい。知佳のすべてが愛おしくてたまらない。
 顔を離したところから知佳の裸を眺める。キメの細かい肌が、部屋の小さな灯りの下で異様になまめかしく見える。  
  
 俺は指を抜いて、呼吸が既に上がっている知佳に尋ねた。
「知佳の最後の男になってもいいか……?」
 
 かすれた声を、小さな唇が漏らす。
「わ、わたし……」
「ん……?」

 頬を撫でながら、耳を寄せた。知佳は喘ぎ、必死で言葉をつなぐ。

「い、伊織しか、見えない。モモ先輩の代わりでも、なんでも、よかったの。め、迷惑にならないように、わ、わた」
「いっぱいヒドイことして、謝らないといけないのは俺の方だろ……。それでも俺は知佳が欲しいよ。ごめんな……」
 
 知佳がわずかに残っている力で、俺の体を抱きしめようとしている。今にも折れそうな、かぼそい力しか残っていない、柔らかい腕の皮膚のすべてが俺に吸い付く。
 虚ろな目を開けて、知佳の全身が俺に告げる。
 
「伊織だから、いいの。他の男(ひと)じゃ、だめなの……」
「ありがとう……」
 
 俺は知佳の体に跨り(またがり)、知佳と同じように裸になった。知佳の腕を引き上げて、対面座位の姿勢になるように胸を合わせる。ぼうっとしているだけの知佳の体の重みと甘い香り、温かさを感じた。
 
 ねぶるように互いの舌を絡めながら、片手を使い、勢いをつけて知佳を貫く。
 
「ああーんっ!」
 
 全身を震わせ、知佳は無意識にシーツの上へと、弓なりに背中を反らす。知佳の体内の奥深くまで一気に入り、熱く濡れて絡みつく感触に、俺は今までに感じたことのない痺れを覚えた。
 
「……あれ?」
 
 なんだか不思議な感じがした俺は、つながったままで仰け反った知佳の上に覆いかぶさる。
 頬を上気させ、かすかに閉じた瞼と唇を震わせている知佳に頬ずりをした俺は、耳元で尋ねる。
 
「知佳? おまえ、体にさ。なにかした?」

 知佳が目を開ける。
「え……? なにか、って、なに?」

「だって違うんだよ」
「違うってなにが?」
「やっぱりなにかしただろ」

「そんな暇、ある訳ないじゃない」
 
 そう言って微笑む知佳の顔を見た時、たった今、感じたばかりの“痺れ”の正体が分かったような気がした。俺は知佳と静かに唇を合わせて、髪の毛を撫でる。
 
 俺の心音が知佳には伝わっているだろう、キメの荒い男の肌の胸板でも、柔らかく温かい肌は許し、吸い込んでくれそうな気がする。
 知佳は息ができずに苦しそうに喘ぐ。俺は唇を離した。
 
「俺、ヘンかな」
「どうして……?」
「いや……、なんでもない」
 
 不安そうな目をした知佳を、折れそうなくらい力を込めて包み込み、唇を重ねて緩く舌を入れる。迎え入れてくれる知佳の舌の動きは、すぐに俺から注いでいる快感に敗れ耐えられず、唇は破けていく。
 
「あ……っ」
 
 可愛らしい甘い溜息が聞こえてくる。俺は両の肘で自分の体を支え、知佳の顔を見ながら、ゆっくり深々と腰を動かし始める。……こいつ、こんなに気持ち良かったか? そんな疑問はとうに消えていた。それより、俺自身で出した答が正しかったことだけを確かめ続けた。

 部屋中に、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響き渡り続ける。一秒ほど置いて必ず卑猥な音と混じり合う知佳の悲鳴。
 どんどん弱く、か細くなっていく。

 時折、打ちつけた恥骨同士を擦り合わせてみる。

 知佳の粘りつく肉の壁が歓んでヒクヒク動く。それが俺の肉棒を伝って全身を、電流のように刺激する。

「うわ……。知佳、おまえ、すごい気持ちいい……」
 
 知佳が朦朧としながら俺に頷こうとする表情は、今までに見たことがないくらい可愛らしくて、気を抜いたら即イキしそうなほどに気持ちいい。

「もっと動くよ」
 
 俺の声に知佳の体は、がくがく震え始める。
 破けて、ほつれた知佳の唇に舌を差し込みながら、力強く腰を回してガシガシ叩きつけ続けた。知佳は既に、鼻から呼吸ができていないので、体中に溜まり続ける激しい快感に耐えられない。

 俺の唇から逃れて、喘ぎながらボロボロに壊れろ。貫き続けてやるから。
 
「あ、ああんっ、い、伊織っ、わ、わたしもっ……、はぁぁっ! あうう! ち、違ううぅっ! ふ、深いよおっ! あぐぅぅん……! な、なんでぇ……っ、あん、はあん、ああっ、ひやあああ!わ、わかんな、ぁ、うああんっ! い、あはぁ……っ!」
 
 俺は沈めている状態で留まり、顔中に唇を這わせながら囁く。
 
「おまえも? そうなの?」
「う、ん、うっ……、ち、ち、がう……」
「じゃあ、今までと段違いに気持ちいいんだ?」
 
 静かに腰を引き抜きながら言うと、その感触が予期させる畏れを感じ取った知佳が「ふぁ」と喘ぐ。
 ……その通りだよ、知佳。焦点の合わない瞳を半分開けて、おまえは俺に必死で聞いてくる。
 
「い、いおっ……、伊織も、わ、わたしのか、からだ、気持ちいいの……?」
「体だけじゃない」
 
 知佳に全身ごと叩きつける。
 
 意味を成していない言葉で悲鳴を上げながら、俺の体の下で、更に、がくがく震え始めた知佳の手を取り、固く握りしめて指をつなぐ。俺は更に知佳の膝をぐいぐいと片手で開き、腰を浮かせるたびに、深く深く挿入して行く。拷問なのかと知佳の全身が錯覚するまで繰り返したい。
 
「もっと深く入れたい……、他の男が消し飛ぶくらい、おまえにしてやりたい」
 
 一旦、引き抜く。
 知佳の体を横向きにさせ、くの字に折り曲げた脚の付け根を目掛けた俺は、互いの腰が交差するように入った。知佳の体内は既に弛緩していて、ズルズルと卑猥な音がする。

 もっと憶えろ。もっと感じろ。
 
 当たり所が変わり、更に痺れが俺の全身を貫いている。
 
 亀頭が知佳の体の奥の、なにか固い小さな輪を繰り返し愛でるたびに、愛液が音を立て奔放に外に溢れ出す。知佳の甲高い細切れの悲鳴は、時折、俺の全身を貫く快感に凌駕されて聞こえない。
 
「気持ちいいよ、知佳……」
 
 背中をさすり、乳房を掌でぐしゃぐしゃと形を変えて、繰り返し繰り返し俺を憶えさせた。
 がくがく震えていた知佳が、不意に身を反らし呻き声を上げる。
 
 びりびり痺れる感触で、知佳の体中が俺を縛り付ける。知佳の蕾がふたたび弛緩する前に、俺は全身を離そうとする。

 俺をぴったりと包み、締め付けていてくれた肉の壁から。
 
 沢山の小さな手が出て俺の肉棒を離すまいと、泣きながら絡みつく。俺の引き抜く意志に負けて、幾千の知佳の手が敗れていく。
 その刻印のような涙の束が、知佳の体内からゴボゴボと音を立て、俺にひれ伏すように体外に掻き出される。
 
「ああっ……」
 
 全身が火照った知佳が、俺を探して手を伸ばそうとしている。でも、力なんか残っていないから、ひくひく指が震えるだけだ。
 
「俺もイキたい……」
 
 なんとか頷いた知佳の柔らかい体を仰向けにさせて、覆いかぶさる。俺の汗と知佳の汗が緩やかに同化する。
 首筋や耳元を舐め上げてやると、声も出せなくなった状態の知佳の震えが激しくなった。蕾に亀頭を触れさせると、招き入れられるように体の底まで俺が届く。
 
「あぁ……っ」
「げ、限界だ」
 
 気が触れてしまいそうな快感を味わいながら、知佳と心臓をぴったり合わせて、腰を力強く叩きつけ続けた。部屋中に響く卑猥な水音。知佳の心も体も、俺の下で弱々しい最期の悲鳴を上げた。
 
「ああん、あんっ、あっ、あっ、あぁ、あ、あん……ッ! ああーーッ! はぅう! うッ……!!」
 
 絶頂に達したばかりの知佳を更に痛めつけて、唇を塞ぎ、無理に舌を絡ませながら根元よりも深く沈めて精を放つ。



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